プロローグ


子どものころに残っている母の味。

作ってくれているときの音。

楽しそうな母の顔。

お手伝いする私。

パンが膨らむ不思議。

楽しみに待つオーブンの中。

焼ける時のいい香り。

すべてが私の思い出です。

 

母が結婚して暮らした私の実家の隣人さんがパン教室の先生でした。

公民館などで教えていらっしゃったそうです。その影響で母もパンを作ってくれました。手ごねで「バ~ン」と勢いよく叩いていたのを覚えています。多分1kg位一度に捏ねてたんじゃないかなぁ。

その音で隣の先生が「捏ねてるんか~?」と窓越しに声をかけてくれていたそうです。(関西出身です。)先生の家でパンが焼けたら、「かずえちゃんおいで~」と呼んでいただき、ご馳走になっていたそうです。

母の作るパンはとにかく大量でした。いつもテーブルいっぱいに並んでいました。田舎だったので今のようにパン屋さんがあるわけでもなく、スーパーもなくて、八百屋さん、お肉屋さんと商店が並ぶ時代でした。一軒だけパン屋さんがあり、なんとヤマザキの食パン1本がずらっと並んでいて、「6枚切り1斤ください。」とか「サンドイッチ用1斤ください。」と言ってその場で切ってもらうパン屋さんでした。

なので母の作るパンは珍しく、友達が食べに来たり、中学校の顧問の先生が作ってきてとおねだり、差し入れをよくしてくれました。自慢の母パンでした。

 

当たり前のように私もパンを作っていました。見よう見まねでした。

結婚してからパンにはまり、良く作っていました。子どもにも日常的に作ったパンで朝ごはんでした。長男が幼稚園に入ったとき、ママ友にあげたパン。それをすごく気に入ってもらえたんです。そして作ることは大変と思っている人が多いということ、やってみたいと思っている人が多いということを知りました。

教えるっていうのはなんだか恥ずかしくて、じゃ一緒に作る?っていうのがきっかけで、私、パン教室やりたい!!って思ったのです。

日常の何気ない一部にパン作りが入っている喜びを一緒に味わいたいと思っています。

 

安心な素材を使って


平成16年に麦踏塾という湘南小麦(国産小麦)を普及しようという団体に出会いました。

伊勢原の小麦は昔から醤油の原料として使われていました。

今では農家さんも少なくなってしまったようですが、伊勢原のパン屋「ムール・ア・ラ・ムール」の本杉シェフが地産地消をテーマに湘南小麦を使ってパンを焼いておられます。契約農家さんで農薬の回数も最初の一度だけで、収穫したら、自社の製粉所「ミルパワージャパン」で独自の製粉を行なっていらっしゃいます。

そこから素材に興味がわきました。

このパンに合う小麦は?酵母は?

そんなことを考えながらパンを焼いていきたいと思っています。

麦踏イベントにて

麦刈りイベントにて

親子で楽しむ時間を


お子様との思いで作りにパンを作ってみませんか?

春休み、夏休み、冬休みの長いお休みを利用して親子教室を行います。

私は幼稚園教諭であったとともに二人の息子の母でもあります。

そして何より、母のお手伝いをしたあの楽しさを味わっていただきたい。

こどもって、ものづくり好きですよね?

親子講座は楽しく作るをモットーにやりたいと思います。

親子で、ご兄弟で、お友達と楽しい時間を過ごしましょう。

 

 

パン屋さん


パンの受注販売を行っています。

毎日食べるパン。

特別な日に食べるパン。

ご注文いただければお作りします。

まだ駆け出したばかりの新米パン屋ですが、お問い合わせいただければ嬉しいです。


講師 福本一恵

湘南小麦パン研究家。

住宅を改造し、パン工房兼、パン教室ぷくぱんこねっと主宰。

家庭用オーブンでハード系のパンを焼くコツをお伝えしています。

湘南小麦 麦踏塾公認サポーターとして多岐にわたり活躍中!!

経歴

母が作ってくれたパンを食べて育つ。

高校生のころから、見よう見まねでお菓子やパンを作るようになる。

1989年 幼稚園に勤務

1996年 結婚

結婚を機にパンにはまる。

2004年 友達にプレゼントしたパンをきっかけに、教えてと言われ、自宅で一緒にパンづくりを始める。

このことで漠然とパン教室にあこがれを抱き、勉強を始める。

2006年3月 ABCクッキングスタジオブレッドライセンス、ケーキライセンス取得。

2007年5月 自宅でパンサークルスタート。

2008年3月 バンタンキャリアカレッジエキスパートコース卒業。

2016年11月 麦踏塾と出会い、国産小麦普及に興味を抱く。サポーターとして活動を始める。

2016年4月 二世帯住宅を改装 菓子製造業許可取得。

2016年8月 厚木市企業スクール参加

2016年9月 ぷくぱん こねっとを立ち上げる。